👤 プロファイル
用途ごとにツールとスキルを絞り込んだ「軽量インスタンス」を作ることで、Hermesの速度と集中力を最大化します。
🤔 なぜプロファイルが必要?
Hermesにすべてのツール(Web検索・ファイル操作・画像生成・ブラウザ操作…)を有効にすると、毎回のリクエストに大量のツール定義が含まれ、応答が遅くなります。プロファイルは「今やること以外は切る」という設計思想です。
📋 プロファイル構成の例
以下はプロファイル分割の一例です。用途や環境に合わせて自由に構成できます。
🤖 汎用プロファイル(例:default)
全ツール・全スキルを有効にした何でもできる構成。Telegram Botも接続して24時間待機。初めてHermesを使うときの出発点。
📝 コンテンツ制作プロファイル(例:blog)
ブログ記事の執筆・CMS投稿に特化した軽量構成。不要なWeb検索・ブラウザ・動画ツールを無効化し、CMSとの連携MCP(WordPress等)のみ有効にすることで高速化。
🔬 リサーチプロファイル(例:research)
情報収集・調査専用。HuggingFace・HackerNews・GitHub Trending・arXiv等を横断検索してネタや動向を収集するための構成。
✨ 新しいプロファイルの作成
- プロファイルを作成hermes profile create myprofile --no-skills --no-alias
- 設定ファイルを編集
作成されたプロファイルの設定を直接編集します。~/.hermes/profiles/myprofile/config.yaml # モデル・ツール設定 ~/.hermes/profiles/myprofile/.env # APIキー(プロファイル固有) - .env にポートを設定(衝突回避)API_SERVER_PORT=8645 # 他のプロファイルと重複しないポートを指定
- 不要なツールセットを無効化
config.yaml のagent.disabled_toolsetsにリストアップします。agent: disabled_toolsets: - browser - video - image_gen - プロファイルを指定して起動HERMES_HOME=~/.hermes/profiles/myprofile hermes gateway start
🔄 各サービスでのプロファイル利用方法
Hermesは複数のサービスと接続できます。プロファイルとの組み合わせ方はサービスによって異なります。
💬 OpenWebUI
各プロファイルは異なるポートで動作するOpenAI互換APIです。OpenWebUIに各プロファイルのエンドポイントを別々のモデルとして登録すると、チャット画面のドロップダウンからプロファイルを切り替えられます。
ポートは各プロファイルの .env 内 API_SERVER_PORT で設定します。
📱 Telegram
プロファイルごとに別の Telegram Bot を作成することで、複数プロファイルをそれぞれ Telegram から使えます。Bot はプロファイルのgateway が起動しているときのみ応答します。
- @BotFather で
/newbot→ プロファイルごとに別のBotを作成してトークンを取得 - 各プロファイルの
.envにそのBotのトークンを設定:TELEGRAM_BOT_TOKEN=1234567890:AAF... - 各プロファイルのgatewayを起動。それぞれのBotが独立して応答します。
🎮 Discord
Telegram と同様に、プロファイルごとに別の Discord Bot(Application)を作成して接続します。
- Discord Developer Portal でApplicationを作成 → Bot トークンを取得
- プロファイルの
.envに設定:DISCORD_BOT_TOKEN=MTxxxxxxx... - Botをサーバーに招待してgatewayを起動
💼 Slack / WhatsApp / Signal
Hermesは Slack・WhatsApp・Signal にも接続できます。いずれもプロファイルの .env に対応するトークン・認証情報を設定し、gateway を起動することで利用可能です。
| サービス | 設定キー | 取得先 |
|---|---|---|
| Slack | SLACK_BOT_TOKEN | api.slack.com/apps |
WHATSAPP_* | Meta for Developers | |
| Signal | SIGNAL_* | signal-cli 設定 |
⌨️ TUI(ターミナル)
コマンドラインから直接プロファイルを指定して起動できます。